場所 | 長野県下水内郡栄村 |
年月日 | 2012年4月15日 残雪期日帰り |
天候 | 晴 |
山行種類 | 残雪期籔山 |
交通手段 | マイカー |
駐車場 | 除雪終点路側に駐車するしかない |
登山道の有無 | たぶん無し(積雪でルート不明) |
籔の有無 | 残雪で籔無し。無雪期は激笹藪と思われる |
危険個所の有無 | 痩せた岩稜、雪の急斜面あり |
山頂の展望 | そこそこ展望良好 |
GPSトラックログ (GPX形式) | 無し |
コメント | 秋山郷より大岩山北西尾根経由で大岩山に登り、苗場山台地西端を横断して檜ノ塔に至り、檜ノ塔南西尾根を下って秋山郷に下る周回ルート。大岩山、檜ノ塔ともネット上で検索してもDJFの1件しかヒットせず、ほとんど登られていない模様。従って無雪期の籔の程度は不明だが、周辺の植生から考えれば濃い笹藪と予想される。 登り、下りで使った尾根とも等高線が密集した急傾斜で、一般藪山家向けとは言い難い。大岩山の登りでは超急傾斜の痩せた岩場登りも登場する。ただし、この尾根は積雪、藪とも少なく途中まで刈り払いされた道まであり、無雪期でも少なくとも1714m峰までは登れると思われる。大岩山はシラビソ疎林で展望良好。檜ノ塔までの緩斜面帯は樹林が続いて展望なし。地形が読めないので等高線に沿って進んだ。檜ノ塔はピークではなく台地の北西端の崖っぷち。檜ノ塔から下った尾根入口は、最初は尾根がバラけているし傾斜が急で下部が見えないので入口が判断しにくい。尾根に入ってからも標高1750m以下は尾根は広いが猛烈な傾斜で滑れば停止不可能。大岩山の登りで使った尾根より急で、ここを登るのは相当の脚力が必要でかなり厳しい。また、尾根が広いのでルート取りも難しく高度のルートファインディング能力が必要。両山に安全に登ろうとしたら反対側の神楽ヶ峰から苗場山を越えるのが無難。 先日の降雪で重い新雪が10〜20cm程度積もり、延々とラッセルが続いて非常に疲れた。特に大岩山から檜ノ塔間の水平移動は苦労した。事前に予想された事態であるが、この時期はまだ降雪があるので下界の雨直後ではなく晴れが数日継続した後に入山するのが良い |
ルート図。クリックで拡大 |